まりもちゃんシリーズ作者 竹中恭子のホームページです

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 読者相談コーナー

「母乳相談」
よこはま母乳110番
 
よくある質問と答え
□ 働きながら母乳育児を続けたい その1 〜 哺乳びんに慣らす必要は?
□ 仕事に復帰するので母乳からミルク混合にしたい
□ 自然に卒乳できる時はくるの?!
□ 母乳育児をしたいのですが、生後2ヶ月たってしまったらもうこのまま混合になってしまいますか?
□ 体重が増えません。ミルクを足すべきでしょうか?
□ どうしたらおっぱいの出がよくなりますか?
□ 母乳の量が不足しているのでないかと不安です。
□ もう疲れたのでフォローアップミルクに切り替えたいのですが、ダメでしょうか ?
 
「よこはま母乳110番」 にご相談したい方はこちらからどうぞ。
「よこはま母乳110番」 は、お母さんたちがつくった
母乳育児について相談したい方のためのボランティアサイトです。

よくある質問と答え

Q. 都内在住で生後5ヶ月の男の子の母です。職場復帰に向けて哺乳びんに慣らす練習はどうすればよいでしょうか?保育園は母乳に理解があり、冷凍母乳を受け入れてくれ、ダメならスプーンであげてくれると言っています。変則授乳についても知っていますのでトライしてみるつもりですが、まだ離乳食には早いこの時期、足りなかったらどうしようと私自身、不安でたまりません。

また、冷凍母乳についても取り扱い説明書を読んでみましたがよくわかりません。一回の授乳にどれくらいの冷凍母乳をしぼって用意すればよいのでしょうか?しぼっても30ccしか採れなかった場合は、3回分くらい貯めておくのですか?保存についても教えてください。今から少しづつ貯めておき1ヶ月分くらいストックしておくと安心かと思うのですが、冷凍母乳はどのくらいの期間もつものなのでしょうか?
A. ご質問は、2回に分けてお答えします。最初に哺乳びんに慣らす練習について、ですが、せっかく保育園がスプーンでもいいと言ってくれているのでしたら、そうされてみてはいかがでしょうか。

不安に思われるお気持ちはわかりますが、もし冷凍母乳がそんなに量つくれなくても大丈夫だと思いますよ。たくさんのママが、お迎えから翌朝のお見送りまでの間にたっぷり飲ませることで昼間ママと離れている時間を乗り切るという変則授乳をして働きながらの母乳育児を続けています。足りる、足りないという心配は出ている量を正確に測れない母乳の場合、つきないかもしれませんが、そこが母乳ならでは。本当に飢えていれば、哺乳びんだろうとスプーンだろうと赤ちゃんはちゃんと飲んでくれます。お子さんの生きる力を信じてトライしてみてください。

私自身の経験では、長男を生後2ヶ月から保育園に預けました。朝7時半に預けてその後仕事に行き、職場で母乳をしぼって(でも一回に60ccくらい、少ない時は30ccくらいしか採れなかったので、2回しぼったり、前々から貯めておいたものを使いました)6時半のお迎えのときそれを持参。保育園の冷凍庫に入れていました。でも「足りないときはいつでも使ってください」とアレルギー用ミルクの缶を保母さんに託していましたので、預かる方も気が楽だったのではないかと思います。(お迎えも当時マスコミの仕事をしていたので8時すぎることもありました)でも、夜中に飲んでいる総量で足りるという話は本当だったらしく、0才時はさすがに冷凍母乳やアレルギー用ミルクを使いましたが、1才時は離乳食がすすんでいなかったにもかかわらず、夜の母乳以外ほとんど飲みませんでした。

子どもがかわいそうとか、泣かれるのでは、眠れなくて疲れるのではと不安に思う人は多いのですが、実際に職場復帰して保育園に預ける生活が始まってみると母乳を続けることが母子ともに精神安定剤のような役割をして、生き生きした張りのある生活を送る人が多いです。夜間授乳も授乳期の母親の体は細切れの睡眠でもこと足りる仕組みになっているわけですから、思ったほどは辛くないですよ、心配しなくても大丈夫。(ただし脂肪分や糖分の多い消化時間のかかる夕食を摂ると眠くて辛い、ということはあります。)

それから、何が何でも母乳と思わないで、気楽に構えると、かえって母乳の出は良くなるようです。出なかったらどうしよう、足りなかったらどうしようと思うと余計にストレスになって分泌がされにくくなりますから、どうぞリラックスしてくださいね。

また、これはよくあることですが保育者によっては、「夜間だけの母乳で足りるわけがないのでミルクを足さないといけない」とか「離乳食を早くすすめないといけない」と思い込んでその考えを押し付けてくる人がいます。その場合は「アレルギー体質が心配だからできるだけ母乳をあげたい」「精神安定のためにも免疫のためにも母乳を続けたい」ことをじょじょにお話して説得してみてください。そうした理論武装にも使えるように母乳110番の本「おっぱいとだっこ」(春秋社)は医師などの専門家の先生に監修していただいています。母乳育児の正しい知識をもっている人は専門家でも少ないので、もし無理解な保育者に出会ってもがっかりしないで、資料を読んでいただく、少しづつお話をするなどしてみてくださいね。幸いにあなたの場合は母乳についてかなり理解のある保育園のようです。よかったですね、あとはあなた自身の気持ちだと思います。

忘れてはならないことは変則授乳にしても哺乳びんにしてもスプーンにしても、新しい保育園生活にしても職場生活にしてもやってみないとわからない、ということです。母乳育児の場合、精神的な面がとても大きいので、ママにしても赤ちゃんにしてもこれをすれば絶対に大丈夫、というマニュアルはありません。正解はひとつではないのです。その子によってママによってさまざまなことが起きる可能性があります。だからといって怖がる必要はありませんが、こうだからこう!という答えはなく、色々と手探りでやっていかなくてはならない、という風にイメージしていてくださいね。そうすれば、どんな方向に転んでもうまくいきます。あなたが職業人生プラス楽しい母乳育児が続けられますように祈っています。

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Q. (茨城県在住24歳のママ。 相談内容:母乳から混合へ よこはま母乳110番を知ったのは:口コミ)
4ヶ月の子供のママです。現在、完全母乳で、1日7回から8回ほどおっぱいをあげています。たまにですが、育児書に書いてあるように果汁をあげています。でも哺乳瓶では飲みません。スプーンで10さじ飲めばいいほうです。来月から週に2回、6時間ほど子供を親に預ける予定です。そろそろ離乳食をスタートさせたいと思っていますので、いない間は離乳食とミルクで・・・と考えています。
そこで質問なのですが、完全母乳からミルク混合に変える方法を教えてもらえないでしょうか。哺乳瓶も受けつけてくれるのか心配です。離乳食は粉ミルクベースが良いのでしょうか?
A. 選択肢は二つあります。まず、混合育児をする方法ですが皆さん誤解している方が多いのですが本当の意味で混合育児というのはありえません。実際はほとんどの子がミルク育児にすぐに移行します。母乳は吸われた刺激で沸いてくるものなので、刺激が減ることで分泌はじょじょにされなくなりますし、哺乳びんの飲み方を覚えた赤ちゃんにとっては母乳の吸い方はとても飲みずらいので、赤ちゃんはおっぱいをあげると泣くようになり、またたくまにミルクと母乳の量は逆転していきます。そのため少しは母乳を飲む形が残る子も混合というより、ミルクで栄養を満たし、おっぱいは精神的な結びつきというか慰めくらいの感じで継続する形になります。

離乳食は粉ミルクベースが良いかどうか、のご質問ですが母乳栄養の赤ちゃんはあらゆる栄養が母乳を通じて得られているので、離乳食の開始はミルク育児の子と比べてたいへん遅く、お子さんの場合は今まで母乳栄養の子なので今からすぐに離乳食をほしがるようにはなっていかないと思います。乳製品を主たる栄養源としない状態になる(固形物を摂取できる)のが離乳食の意味ですから、まずミルク育児が軌道にのり、順調にミルク栄養を摂取するようになったところで、離乳食の開始時期を見定める、といった形になると思います。ミルクっ子の場合は牛の乳という異種たんぱくを過剰に摂取し続けるので早めに他のたんぱく質を補わなくてはいけない事情があるのです。そのため、0才から離乳食をすすめることになっています。(母乳の子はその必要がありません)

もう一つの方法は母乳育児を継続することです。そちらは「変則授乳」といって、赤ちゃんと一緒に居る時間だけ、授乳して離れている時間は授乳しない。という方法です。つまり保育園に預けに行ってお迎えに行く時間までは母乳を飲まないということです。エー―ッ、そんなこと出来るの?とお思いかもしれませんが、無理して冷凍母乳や離乳食をあげなくてもたいていの赤ちゃんがすぐにその状態に慣れて、夜お母さんと一緒に居る時間だけ母乳を飲み、離れている時間はまったく飲みません。その間、お母さんは職場で母乳を搾って冷凍したり、どうしても苦しいとき、ピュッと出すくらいで絞らずに圧抜きをしたりして過ごします。私もそうでしたが、たくさんの働くお母さんがこの変則授乳をしています。メリットは母乳をあげ続けることによって赤ちゃんが環境の変化や病気などに対応しやすいこと。最初はもちろん泣きますが、慣れてママに会えば必ずおっぱいがもらえるとわかるようになってからは、本当にスムーズです。

そんなことしたら母体が疲れやすいのでは?ということもよく聞かれますが、それは人によります。昼間赤ちゃんと離れて自分の時間がもてる分、専業主婦のお母さんよりも精神的に余裕がある人が多いようです。ただし、あまりにお迎えが遅くなってしまうような職種の方ですと体力的にキツイこともあります。(私は生後3か月から息子を保育園に預けて変則授乳と冷凍母乳で働きましたが、仕事が終わる時間が遅い時期はとても苦労しました)育児時間が適応できる職場の場合は、早退して4時ごろ会社を出てお迎えに行けるようなシステムになっているはずですので、総務の方などに聞いてみてください。労働基準監督署に直接聞いてみても良いかと思います。

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Q. (神奈川県在住Bさん 2才の女の子のママ。母乳のみ、離乳食は茶わん半分〜1杯。) 夜泣きの相談です。2歳の誕生日を機に卒乳を目指していましたが、とびひ になってしまったこともあって治るまで延期していたら、治っても辞められなくなっ てしまいました。現在、日に2〜3回飲むだけですが、兄も2歳の誕生日で卒乳したの ですが、そのときは「もう2歳だからおっぱいやめよう、そのかわり手をつないで寝 よう」って言ったら、すんなりやめれたのですが、娘に同じことを言っても1時間以 上泣き続けます。時々泣きながら父親にだっこしてもらって眠ることもありますが、 普段帰宅が遅く殆ど一緒に眠れません。また、おっぱいナシでも眠れることが時々に ありますが、途中1回は起きて飲みます。ここまできたからには無理矢理辞める気は ありません。こんな状態で自然に卒乳できる時がくるものでしょうか?
A. こんな状態でも大丈夫。いつかはどんな子でも卒乳する時がきます。でも問題は、 卒乳に関して本人が納得できたかどうか(プラス本人が納得できたと親が思えるかど うか)ではないでしょうか。 何がなんでも「ニッコリ笑っての自然卒乳」を目指す 必要はありませんけれど、(成長するということは痛み伴うことなので、そんなに単 純なものではないと私個人は思っています)「やめるのではなかった」と後で後悔す るような卒乳は、できればしたくないですよね。Bさんのお子さんの場合、とびひに なっていなかったとしても、何か不安なこと、嫌なことがあったとき、まだまだ母の 胸にくっついて安心したい時期なのだと思います。その時期は何歳になればもうOKとい うものではなく、その子その子によって時期が違うと思います。幸い、Bさんは無理 矢理やめる気はない、とのこと。でも本当にこんなでやめれらるのかしら、と不安に 思っている方はとても多いと思います。 では、卒乳にのぞんでどういう風に気持ち の整理をつけておくと良いのでしょうか? 母乳110番に寄せられた沢山の卒乳に 関する悩みを総合して考えてみると、ポイントは二つあるのではないかと思います。

その1・・・子どもが納得しない様子なら誰が何を言おうと何歳だろうとあきらめて 授乳し続ける。 (その場合は本人がウンと言わない、?時間以上泣き続ける、寝付 けないで明け方近くまで起きている日が?日以上続く、など、子どもと自分なりの基 準を決めておきましょう。)

その2・・・一応説得を試みるが、ダメだったときは親が先導して卒乳する。(その 場合も、どのくらいの状況で踏み切るのか・・・例えば予め子どもと約束しておいた 日になった、とか、幼稚園保育園の上級クラスになったらやめようねと約束してと か、約束の年齢になったから、とか。踏み切る基準を決めておきましょう。

注意しなくてはいけないのは、子どもの成長の様子やおかれている状況をよく観察 して、そこをつかんだ上でのことなら、その1その2どちらを選択してもいいという ことです。

1が理想的な自然卒乳で、2がそうではないとお思いの方もありますが、実はどちらで もよいのです。と、いうのも2が自然ではないとは、言い切れない部分があるからで す。いやいや、と言うけれど約束通りやめてみたら、スパッとやめられた。しがみつ いて泣くのでダメかと思ったら、翌日からモリモリ食がすすむようになり、おっぱい に見向きもしなくなった。そんなケースもあります。もちろん、その逆もあります。 また、何年もやめていたのに、下の子が誕生した途端に授乳が復活してしまった子、 数日やめていてまた飲み出す子、何度か卒乳もどきを繰り返す子。卒乳は複雑で、本 当にさまざまなケースがあります。要するに、「おっぱいをくわえていないといられ ないかどうか」の問題というよりも、「母親との信頼関係が粘膜の触れ合いという一 番濃密なかかわりから卒業してもいいところまで成熟しているかどうか」が問題なの だと思います。

母乳110番に寄せられる相談のうち、卒乳に関する相談の占める割合はとても高 く、まだ小さい子のお母さんも大きい子のお母さんもとても迷っていらっしゃるよう です。 でもこれが正しい!というマニュアルはありません。卒乳は、親子の数だけ ドラマがあります。答えは自分と子どもの中にある、そう思ってくださいね。

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Q. 初めまして。生後2ヶ月になる我が子は現在ミルクです。
私の体調が悪く、産後すぐから主人の実家で2ヶ月お世話になっていたのですが、母 乳がでてないのではないか、ミルクをあげなさいと言われ、すぐにミルクに慣れてし まい眠い時などしか乳首をくわえてくれません。お腹が空いた時にくわえさせると、 大泣きします。しかも少ししか飲んでくれません。
私はどうしても母乳で育児したいのです。
A. ご苦労なさいましたね。お子さんの場合は、たぶん“哺乳びん慣れしてしまったのだ と思います。時期のご質問ですが、生後5か月や6か月迄ミルクでも、母乳一本に戻し た人はいます。
ただ、くわえると簡単に流し込まれる哺乳びんのゴム乳首での吸い方に慣れてしまっ た赤ちゃんがゴム乳首の40倍もの力で吸わないと出てこないお母さんの乳首の方を 吸ってくれるようになるまでは、本当に大変です。簡単なほうの吸い方をまず、忘れ てもらわないことにはどうにもなりません。やり方としては二通りあります。

一つは、ミルクをぜったいに与えない方法です。どんなに赤ちゃんが泣いても母乳し かあげません。これだと赤ちゃんは根負けして母乳を飲むようになります。ただし、 極端な方法なので、とても泣かれますし、母子ともに大変な思いをします。周囲の人 が心配して止めようとすることも多いです。

もう一つはじょじょにミルクを切っていくやり方です。一回にあげるミルクの量を少 なくして最初は80cc、次は50cc、だんだんに30ccぐらいまで落としていきます。ま た、ミルクを飲ませるときゴム乳首は使いません。スプーンで飲ませます。最初のう ち、たくさんの量が流し込めないので赤ちゃんは首をふって怒ったりもしますが、あ きらめて熱心に母乳を吸うようになります。

その際、ミルクは昼間だけにして夜は絶対に足さないでください。特に寝る前にミル クをたっぷり飲んだ赤ちゃんは消化時間がかかるため、長く寝てしまって起きてくれ ません。そのため、なおさら、乳首への刺激の機会が減り、母乳の分泌量を減らして しまうことになるのです。母乳の分泌量は夜、格段に増えますので、夜の授乳をさ ぼってしまうと母乳の分泌量を自分から減らしてしまうことになります。ミルクを飲 む量が少なくて心配とのことですが、赤ちゃんの本当の適量はミルクの缶の表示のよ うには、本当はそんなに多くありません。先日、聖マリアンナ医科大学教授で日本母 乳の会の堀内先生と対談講演したのですが、そのとき、先生に「ミルクの缶に書いて ある表示ってすごい量じゃないですか。あれってどういう基準なのですか?そんなに 飲めるものなのですか?」と、お聞きしたところ「あれは赤ちゃんの飲む量じゃな い。売る量なのです」とおっしゃってました。

母乳は吸われた刺激で沸いてくるものなので、その刺激を減らすということ(ミルク を足すということ)は、母乳育児の大きな妨げになります。産院等であまりに安易に ミルクを足されてしまい、ゴム乳首での吸い方に慣れてしまって、お母さんの乳首か ら吸わなくなってしまうケースは残念ですがとても多いです。

どのケースが本当にミルクを足さなくてはいけない場合なのか、電話やメール相談で は様子を見ることが出来ませんので、あまり心配な場合は近くの医師に診てもらうこ とをすすめていますが、母乳110番としては体重だけをみてすぐにミルクを足すこと をすすめるのではなく肌のつや、顔色、元気な様子、身長など、赤ちゃんの成長を総 合的に判断してくれる医師をあきらめずに探してみては?と提案しています。

混合からの脱出はなかなか難しいので、ここに全部書くことはできませんが、「おっ ぱいとだっこ」(春秋社)の混合から母乳一本への戻し方のところに詳しく書きました ので、よかったら読んでみてくださいね。また、いつでもメール下さい。では。

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Q. 三ヶ月の男の子です。現在4330gで出生時より1300gしか増えていませ ん。
身長は平均並に伸びており医者からは先に身長が伸びあとから脂肪がついてくるとい われています。一方周囲からはオッパイが不足しているからミルクを足すようにとい われます。現在は一日に400グラム授乳しており夜は4,5時間は寝ています。ミ ルクを足すべきでしょうか教えてください。
A. 体重がなかなか増加しないとのご相談ですが、 ミルクを足してしまうと乳頭への刺激の回数が減り母乳の 分泌はどんどん減少していってしまいます。

貯めておいて赤ちゃんにごくごく飲んでもらえたりすると、 どうしてもお母さん自身の満足感は大きいので、時間を開けて授乳しようと する人が多いのですが、それをすると逆に分泌量は減ります。

一回の授乳量は少なくても何回も授乳してみて下さいね。
そうすれば確実に体重は増えていくと思います。
(「おっぱいとだっこ」の第3章の84ページにある「体重が増えない?」 をもう一度読んでみてくださいね。)

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Q. 生後4ヶ月の男の子です。
産後おっぱいを飲ませようと頑張りましたが5分とくわえてくれませんでした。

悲しいけど母乳の出が悪いから飲んでくれないと思いミルクに頼りましたが、 母に"オッパイ出ないの?赤ちゃんが可哀想"責められますますストレス&うつへ。
母親失格なんだと思い誰にも相談出来ませんでした、でも、やはり飲んでほしいから ネットでオッパイマッサージをしてくれる助産所を発見しました。行ってみて愕然、 ゴクゴクのんでくれました、出ないんじゃなくて飲ませ方が悪かったのです。

それが産後1ヶ月を過ぎたころでした。それが子供が4ヶ月に入った今、 出が悪くなり張ることも無くなりました。どうしたら又オッパイの出が良くなります か?
A. 責められてストレス&うつになられたとのこと。お辛かったと思います。
また、頑張って飲ませ方を勉強なさるなど、努力して母乳を続けて折られるご様子、 本当に偉いと思います。今は昔と違って、母乳育児をしている母親に出が悪い、 ミルクにしなさいと責める人が多くて困りますよね。

お子さんが4か月に入った今、再び出が悪くなり、張ることも無くなったというご相 談ですが、初めは赤ちゃんが寝ている時間が長いこともあって、 母乳のたまる時間も長く感じられらたのではないでしょうか?
その後、だんだんと飲む量が増え、授乳間隔が短くなることによって、 母乳が沢山溜まる前に飲ませることになるので逆に張ったり、 沸いてくる感じがあまりしなくなったということではないかと思います。

つまり、授乳後にぐずるような事がないなら、 ママのおっぱいは吸い出すとはじめて出てくる沸きたての美味しいおっぱいで しかも充分出ているということが考えられます。

ただ、ミルクも少し飲んでいるということですよね。
おっぱいはミルクより消化が良いのですぐにおなかがすいてしまい、しょっちゅうほ しがります。
そんなことから出が悪いと感じてしまうこともあるかもしれません。

母乳を吸われない時間が長くなってくると、刺激される回数が減り、 分泌量が減ってきますので、できるだけ授乳時間を気にせず、 赤ちゃんが飲みたいときに飲みたいだけ、年中あげてみて下さい。

特に夜間授乳をさぼるとてきめんに分泌量が落ちますので添い寝をして、 ぐずったらいつでも乳頭をくわえされせることができるようにしておくといいと思い ます。
(おっぱいは夜つくられる、という言葉があるくらい夜間の授乳は肝心です。)

そうすることによって、乳頭が刺激され、また母乳が湧き出てきますから 安心して、授乳してくださいね。それからできるだけ、お母さんがリラックスするこ とも肝心です。


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Q. 母乳の量が不足しているのでないかと不安です。
以前よこはま母乳110番にお電話して「母乳が出ない」という相談をさせていただきました。先月、うちの子は2ヶ月になりました。
あれから、まずミルクを100から初めて段々少なくするという方法で混合から母乳へとやって来ました。母乳が多くなっているという実感は全然ないんですけど今は60まで無理やり?少なくしてます。逆に栄養不足を心配しています。というのも明らかに足りないだろうと思っても寝が強くて思った以上に起きないからです。

朝は特に眠りが深いらしく母乳を飲んでる途中で寝てしまって、起きないのでそのまま寝かせてしまうのですが2、3時間寝ています。赤ちゃん用の体重計があればどのくらい飲んでいるのか計れるのですが私の推定母乳は20〜50?くらいではないかと思います。出先や「もっとちょうだい」と泣く場合は多めにあげています。友人は「お腹がすいたら絶対起きるから足りてるんじゃないの?」と言うのですが自信がありません。

10日程前に市役所からの派遣で助産婦さんが見に来てくれました。その助産婦さんいわく、片方20分ずつあげたら良いということでした。毎回両方40分あげていたのですが、そこまで出ていない様だったので、最近はその時にもよりますが片方10分〜15分で終わりにしてしまっています。正直私がしんどいというのもありますが。

以前は母乳とミルクを1回置きにあげていたのに慣れていたので大変ですね。根をあげそうです。改善するような事や更なるアドバイスがあればお願いします。
A. ご相談ありがとうございます。どうして助産師さんが片方20分ずつとおっしゃったのかですが、少量頻回授乳ということだと思います。
つまり、長く吸わせているとかえって量は多く飲めないのです。時間をあけたり、ためておいてあげることはお母さん自身からするとたくさん出ているような気がして、満足感が得られる事が多いのですが、 じつはすぐに飲み終わってしまう、けれど何回も何十回も短くても飲ませるほうが一日の総量は多くなるのです。催乳感覚からいうと、5分5分で取り替えるどころか、本当は1分1分で取り替えるくらいの気持ちでそのくらい、ちょこちょこくわえさせるのが一番よいのです。ちょこちょこと何回も何回もくわえさせていくことで分泌量が増えていきます。

もっともっとネをあげることになるかもしれませんけれど、母乳の生理からいうと理屈はそういうことなんです。少量頻回授乳がよいと言われるのはそのためです。

それからお母さんの体が冷えているとなかなか催乳(湧いてくる)感じになりにくいです。下半身をあたためて、ゆったりリラックスして量を気にしないようにすると(難しいとは思いますが)自然と湧き出してきます。
でもそれはがんがん湧いてくる感じとは違います。出ているか出ていないのか、わからない人がほとんどです。

母乳に対してたっぷり湧いてくるイメージをもってしまうと、お母さん自身がいつまでも満足できないことになります。

本来は乳首をなめさせるだけでもよいと思っていただきたいのです。栄養的に問題があれば10日前に訪問した助産師さんが小児科医の受診をすすめているでしょうし、母乳は飲み始めと飲み終わりで濃度が違い、自然に満腹感を覚えて飲みおわるように出来ているので眠ってしまうということは満足した、満腹になったと考えられます。

ご友人の「お腹がすいたら絶対起きるから足りてるんじゃないの?」と私も思います。見えないものを信じるのは難しいかもしれませんが、野性の力をどれだけ信じられるか、ということもあるかと思います。

数字のほうこそ、じつはそんなにあてになるものではありません。授乳量イコール吸収量とは限りませんから体重を計ったからといって母乳の出ている量を決め付けることはできないのです。

不安に思っていらっしゃること、とてもよくわかります。私もそうでした。自信がない、というのに自信をもってというのは難しいかもしれません。でも、母乳をあげているママはみんな同じような状況です。

誰もがそうやって「出ているのか出ていないのかわからないまま」授乳しています。申し訳ないけど母乳育児はそういう時間や数字で計れない、自然なものなんです。

知識(データ)ではなくて、経験だけが頼りの世界かもしれません。そうあきらめて、開き直ってど〜んとかまえていただきたいです。難しいことではあるのですが、でないといつまでも苦しむことになります。

母乳はお母さんが食べたものによっても、精神状態によっても消化吸収量が毎回違うし、赤ちゃんの機嫌や運動量によっても違うし、そのため欲しがる間隔も毎回違い、つまりは法則性なんてないのですから。

文章がわかりにくかったらすみません。お役にたてるといいのですが。とにかく少しでもリラックスしてくださいね。どうぞお体大切に。

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Q. 8ヶ月半ずっと搾乳のみで育ててきました。9ヶ月になったらフォ ローアップに切り替えようと思ってたのですが、助産婦さんに相談してみたらこのま ま子供が飲まなくなるまで搾乳で頑張った方がいいと言われました。

両親にアレルギーがある上に、乳製品があんまり好きじゃないみたいで、 粉ミルクは泣いて飲んでくれません。今までミルクは一度も飲んだ事がないです。

いきなりフォローアップに変えたらフォローアップは分子が大きいとかで この子の場合アレルギーが出やすいと言われました。

でも、もう精神的にも肉体的にもかなり疲れました。助産婦さんにも 8ヶ月まで搾乳だけで育てている人なんて聞いたことないといわれました。 自分でも頑張ったと思うし、そろそろ楽になりたいです。
9ヶ月からフォローアップに変えることはどぉなんでしょうか?
A. かなり疲れていらっしゃるご様子です。
ずっと搾乳で母乳をあげていらしたとのこと、大変なご苦労があったのではないで しょうか。
なぜ搾乳での授乳になったのかが書いてありませんでしたが、 母乳の簡便性(直接授乳することの手軽さ)を味わわれえることもなく、 でも母乳をあげ続けていらしたこと、すばらしいことだと思います。本当にご苦労さ まです。

理屈から言いますと、助産師さんがおっしゃるとおり、 ここまで母乳をあげ続けてきたのですから子どもが 飲まなくなるまで母乳をあげた方がよい、のは事実だと思います。

それから「フォローアップミルクを乳児期の赤ちゃんに与える必要はまったくありま せん。
日本では1990年に日本小児栄養消化器病科学会が、 『フォローアップミルクには乳児期の栄養法としての必要性は認めない』 と宣言しています。」(日本の母乳の会「離乳食―おっぱい、混合、人工乳」から引 用)

普通ミルクに対してたんぱく質、ミネラルがかなり多く添加され、 成分としてはかなり牛乳に近いものです。
一見栄養価が高くすぐれているように見えますが、 実は赤ちゃんの消化・吸収・分解には量が多すぎて内臓への負担が大きい。
つまり、赤ちゃんには必要ないどころか、よくないこともあるのです。
フォローアップミルクは飲ませなくてはいけないものと 思い込んでいるお母さんや医療者がいますが、必要がないものです。(同抜粋&引 用)

消化の弱い子にとっては特に母乳栄養にまさるものはないのです。それは事実です。
でも、理屈ではなく、「精神的にも肉体的にもかなり疲れました。
自分でも頑張ったと思うし、そろそろ楽になりたいです。」ということですから、 こうした場合は「卒乳」をお考えになるのがよいのではないでしょうか。

最近は「自然卒乳」のよさが見直され、お母さんの側の一方的な都合ではなく、 お子さんが自分から離れていくまで飲ませるケースが増えています。

でも「おっぱいとだっこ」で書いたように卒乳に「理想のスタイル」はありません。
母子が100組いれば100通りの卒乳があるのが現実です。
お子さんから離れていく子、お母さんの方がやめたくてお子さんに 御願いして卒乳してもらう人、などなど、さまざまなケースが見られます。

何ヶ月になったから、母乳を高栄養ミルクに切り替えるのではなく、 思い切って「もう疲れたのでお母さんは母乳をやめたい」と お子さんを説得されてみてはいかがでしょう?

えっ?まだこんなに小さい子にわかるの?と思われる方がほとんどですが、 いやいやをしたり、じっと考えこむ仕草をしたり、泣いたり、 なんらかの反応があります。(もしかしたらお子さんががんとして 母乳以外は受け付けず、お母さんの方が説得されてしまう場合もあるのですが。)

そうしたやりとりの上で、お子さんの消化力をよく見ながら アレルギー用ミルクや普通のミルクとの併用よりむしろ、 離乳食を早めていくことを検討していってはどうかと思います。

もちろん、助産師さんなど専門家に相談しながらすすめてくださいね。

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